うつ状態や心の問題を改善するには愛着の安定からはじめてみる

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■うつ状態や心の問題を改善・解決するカギはまず愛着の修復と安定化から

うつ状態や子どもの発達障害、心の問題や発達における様々な障害などにおいて、医師や医療機関から診断される病名は、症状やそれらの特徴を的確に共通して捉えるために参考になります。ただ、その病名や問題自体を深刻に捉え過ぎてしまったり、その病名や問題自体を解決しよう、改善しようとすることは逆効果であり、まず優先すべきことは、壊れた愛着の修復と安定化がポイントだと前回のブログ(うつ病は愛着修復へのサイン?)で書きました。

■では、愛着の修復と安定化とは具体的にどんなことをすればよいのか?

【ポイント1】
自分の安全基地を確保する、もしくは、その人の安全基地であり続ける

多くの人が誤解してしまうのは
その問題自体を解決しよう・改善しようと必死になるが故に
問題を抱えている本人おいても治療・支援に携わる側も意識の上で
こうなってしまいます↓

「変えよう」もしくは「変わらなきゃ」
「変えなければいけない」もしくは「変わらなければいけない」

これは大きな誤解です

とくに、治療・支援する側は
問題解決や症状の改善の為に有効な働きかけ
が必要だという思いにかられます

何かをしなければならない
変える為には何かをするべきだ

といった「するべきこと」「変えるべきこと」に照準を定め
一気に狙いうちしようとギラギラしてしまいます

しかし、このギラギラ感は非常に逆効果で
本人にとっては相当なプレッシャーになってしまったり
余計に変わるまいという変な頑さにピントを合わせはじめます

そうするとせっかくの前向きな取り組みも
本来得られるべきモノを得られずに終わってしまい
疲弊感や虚しさを感じてしまい逆効果や関係性の悪化
を生み出してしまうので

結果、これは本人にとっての「安全基地の喪失」や「わるい安全基地」となります

そうではなく、「良い安全基地」とは
本人が今、求めていることに応えていくその中で安定した関わりを維持し続けることです

具体的には

・安心感を回復させてくれる存在である
・どんなときであれ、「大丈夫だよ」から始まることができる存在である
・相手の気持ちや感情においては例えネガティヴなものであっても共感的に寄り添う
・小さなことに目くじらを立てず大きく受け止める

ただ、「安全基地」は、単なる都合のいい逃げ場所、ではありません
そして、際限なく一方的に提供し続けること、でもありません

前提はあくまでも本人の愛着の安定化です

それなりの努力やコントロールする意志を本人へ求める場合もあります

ここで次のポイントです

【ポイント2】
「親しき仲にも礼儀あり」をルールとする

遠慮のない関係=安全基地 
というわけではないということで

治療・支援する側もそれを受ける側も
双方にとって負担や苦痛が大きくなりすぎないよう、自主性のうえにあることを前提とし

支え続けることができなくなり
共倒れになってしまわないように

信頼関係を維持する上での脅威となること
は封じておく必要はあります

具体的には

・本人のペースと意志を尊重する
・求めてもいないのに一方的に押しつけない
・お節介な口出しはしない
・力づくで心を開かせようとしない
・手加減なく傷の部分に触れない
・沈黙を無視だと受けとらない
(沈黙も一つの意志だと受けとめる)
・取り組んでくれたことにはありがとうを伝える

愛着が壊れている状態とは
親しみをもって言ったほんの冗談にも
ひどく傷つくことがあります

笑わせてあげたいと思って言った言葉
に侮辱されたとひどく落ち込むこともあります

善意で助言したつもりの言葉でも
説教されたと受けとり、あなたに分かるものか、と
反発や敵意を抱くこともあります

これは、自分の安全が脅かされてきた結果です
その為に、今抱えている心の傷でもあります

人は誰しも、自分の安全が守られてはじめて相手に心を開くことができます

そして、そこから愛着の修復や回復のプロセスがスタートできます

愛着の修復がある程度進んではじめて、自分だけでなく、
相手や周囲の人もまた慰めや支えを必要としている同じ一人の人間である
ことを理解しますが

自分の苦しさでいっぱいのとき
誰しもがその苦しさしか見えず、相手や状況においての
非ばかりに苛立ちを向けてしまいます

この動画をぜひみてほしいと思います
https://www.youtube.com/watch?v=xhLriN3nBdE

次回は、愛着の修復と安定化のポイント後半です

うつ状態や心の問題を改善するには愛着の安定からはじめてみる” への1件のフィードバック

  1. 愛着。幼少期からもらいたくて仕方なかったです
    私を育ててくれた母自身に愛着がないようで、それができないようです。
    しかし、母と姉とは普通に愛着があります。私は生む予定ではなかった子供だったと産後鬱の時に言われ、全て府に落ちました。
    反面教師で必死にこどもを育てていますが、子供からは、見透かされて、よそのお母さんが良いと言われます。
    私も昔よそのお母さんに憧れました。
    愛着の部分が、心にぽっかり穴が空いていて、とても苦しいです

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